大会2日目。朝食後は市川技術委員長による戦術面のレクチャーがありました。
初戦はU-15Civil。
暑さにも徐々に対応し、昨日より動ける選手が増えてきました。ポゼッションをとり決定機も演出するものの得点には至らず。23分カウンターからミドルシュートを打たれ失点し、0-1で前半を終了。
後半は立ち上がりから攻勢をかけ、前半3分に中盤からのフィードをフォワードの選手が胸トラップからボレーシュートを放ち得点。その後も優位に試合を進め、9分にクロスボールからボレーシュートで得点。2-1とするものの、暑さによる疲労からか選手の動きが鈍くなり、23分にミスからボールを奪われ失点。同点で終わるかと思われたゲームでしたが、29分に右クロスからフォワードがつぶれ、左サイドから駆け上がったサイドハーフが技ありのシュートで逆転。粘り強く戦い、勝ち点3を獲得しました。暑さや慣れない芝が選手に与える疲労度は大きく、厳しいゲームとなりましたがすべての選手が出場し全員で勝利を得ることができました。
3戦目の相手は、同じく全勝のU-15 Phnom Penh Crowm。トップチームはカンボジアリーグの優勝チームです。
Phnom Penh Crowmは身体能力、テクニックともに優れ、組織的なサッカーでここまで14得点。Phnom Penh Crowmがボールを保持し、サイドハーフから攻撃を仕掛けられますが、岐阜も組織的な守備でシュートは打たせず、押されながらも0-0で前半を終了。
ハーフタイムでは監督から守備の修正点の指示があり、後半立ち上がりから主導権を握り、立て続けに相手ゴールに迫ります。決定機も多くありましたが、相手GKのファインセーブもあり得点を奪えず。逆にアンラッキーな形から後半23分に失点。負けると自力優勝がなくなる試合でしたが、途中交代の選手を攻撃にポジションチェンジ。これが功を奏し29分に同点ゴールを奪い、貴重な勝ち点1を獲得しました、
厳しい環境の中ですが、真剣勝負の中で一戦一戦選手はたくましさを身につけています。疲労でコンディションの悪い選手もいますが、休息をしっかりとり明日の最終日に備えています。
明日は得失点の争いが予想されるため、さらに強い精神力、技術が求められますが、最後まで戦い抜きたいと思います。